くわいえっと

AIの開発に携わった人の言葉を聞きました。

人間には、共感型と問題解決型の2種類がいて、お互いは惹かれ合うものらしいです。
AIはどこまでいこうと問題解決型です。進歩していった人類に求められるのは共感型の、人間性があふれた人たちです。問題はいずれ全てAIが解決してくれます。

あるゴルフ指導者の話がありました。
ゴルフには先天的な才能はないけど、上達しない子の特徴は共通していて、親が失敗を恐れるタイプだと。
子どもの失敗に落ち込んで親を見ると、子どもは萎縮して失敗を恐れるようになるそうです。

人間の脳は一度失敗すると活性化するようにできているのに、失敗を恐れると何度も失敗の刺激を脳に与え続けてしまうから、上手くいかなくなってしまうみたいです。

AIは失敗を減らします。人間には失敗が必要なんです。

僕は失敗しました。また今日も失敗して、それを悔やみながらこうして文章にして反芻しています。

何度も分岐点を間違えて、同じ欠点を指摘され続けてきました。

僕を機械のようだと人々は言います。学習機能のない機械なんてありません。
僕は人間だから学べず、悔いてばかりいるのに。人間らしさとは、こうして感情を呼び起こすことではないのでしょうか。


あなたと失敗したい、という歌詞で締めくくる曲があります。機械には出せない情緒的な言葉が胸をうちます。

僕は感情的な人間なのに、失敗を恐れるから、機械のふりをしてしまうのです。